寒い季節は外出が億劫になってしまいますね。家に閉じこもっていると運動不足になりがちで、筋力が落ちちょっとしたことで転倒などしやすくなります。

加齢とともに、筋力、持久力の低下や体力減退、視力の衰えなどさまざま要因が重なりバランスを保ちにくくなり、思わぬ事故が発生することもあります。
高齢者の転倒は寝たきりにつながる重大な事故になりかねません。
このような転倒を予防するため、簡単な運動で筋力低下を予防しましょう!

 

転倒予防のポイントは「転ばない身体を作る」こと。そのために重要なポイントは3つ。

1.体のバランスを保つ

2.足の筋力を保つ

3.身体の柔軟性を保つ

いかかですか?3つのうち、気になるところや、少し不安なところはありませんか?

不安などない方も日々のトレーニングとして取り入れてみてくださいね。

 

バランス保持運動でバランスを感覚を鍛えよう!

●座布団の上で片足立ち
かかとを10cm程度挙げて10秒間保持することから始めましょう。
テーブルを活用し、よろけても大丈夫な方法で行ってください。

 

●前後左右へのステップ
・立った状態から左足を大きく前へ一歩踏み出し、戻す(右足も行う)
・左足を大きく外側へ一歩踏み出し、戻す(右足も行う)
それぞれ5回ずつ行いましょう。

 

 

筋力強化運動で立つ、歩く際の筋力アップ!

●立った状態でスクワット
・ゆっくりと両膝を曲げ、ゆっくりと伸ばす。
曲げる角度はできる範囲で、10~20回から始めましょう。
※ひざに痛みがある場合は痛みのない範囲で行いましょう。

 

●立った状態でかかとの上げ下ろし
・ゆっくりとかかとを上げ、ゆっくりとおろす。
10~20回から始めましょう。

 

このように、自宅で数分のトレーニングで筋力を上げられます。続けることは大変ですが、必ず体に変化が出てきます。無理のない範囲で取り組んでみてくださいね。

また、習慣的なウォーキングも身体にとっては良い効果がたくさんあります。
暖かい日や、気分転換に、ご近所のお散歩から始めてみてください。