東京都立多摩総合医療センターの王謙之先生が当院を1日見学されました。王先生は小児科の研修を積まれた後、地域医療を志し「東京都地域医療支援ドクター」として、医師不足が深刻な都内の様々な市町村公立病院にて小児科にとどまらず幅広い診療をされながら地域医療を支えておられます。

当日は当院医師・看護師に同行しながら、おひさまクリニックの外来・ひまわりクリニックの訪問診療を見学をされました。見学後のメッセージをいただきましたので紹介いたします。


王謙之先生(東京都立多摩総合医療センター)

新浦安の地域には在宅医療の担い手がまだまだ少なく、その中で、ひまわりクリニックは外来診療も行う24時間体制の在宅医療を提供しているそうです。約3分の1の患者さまは悪性腫瘍をお持ちですが、それ以外にも神経筋疾患などの慢性疾患の方の訪問診療も行っており、地域のニーズに柔軟に対応していらっしゃるのが印象的でした。

とりわけ心に残ったのは、COVID-19の第7波で多忙だったにも関わらず、患者さまとご家族にとって何がベストなのかを常に考えていらっしゃる医療スタッフの姿でした。多様な患者層と熱心な指導医、そして、経験豊富なスタッフのもとで、とても学びの多い時間を過ごすことができました。

おひさまクリニックは、ショッピングモールの3階にあり、子育て世代もアクセスがしやすい環境でした。内科と小児科に加えて心療内科があり、赤ちゃんから高齢者まで、そして、からだもこころもケアする理想的な環境でした。とくに心療内科の外来では、思春期、働く世代、高齢期、それぞれの時期にでやすい心身の不調に対して、アプローチしており、非常に勉強になりました。

貴重な見学の機会をくださいましたスタッフの皆さまに心より感謝申し上げます。また、勉強しに伺わせて頂けたら嬉しいです。


ひまわりクリニックでは医療者の見学を随時受け付けておりますので興味ある方はご連絡ください!