花粉症の季節到来ですね。関東甲信地方では、気温は高めだったものの曇りや雨の日も多かったため、飛散数は前シーズンより少なめで、例年よりやや少なくなると環境省から発表されました。今年の花粉の飛散はすでにはじまっています。重症化させないように、早めに対処しましょう。

ご家族の花粉症対策

在宅療養中のご家族がいらしゃる場合、花粉を室内に持ち込まないようにすることが大切です。

外出するとき

マスクやメガネ、帽子などを着用し、なるべく花粉にさらされないようにすることが大切です。

帰宅したら

晴れて暖かい日や雨上がりの翌日、風の吹く日などは花粉の飛ぶ量が増えます。外から帰ってきたら、お部屋に入る前に衣類や髪の毛などについた花粉を落とすこと。またお部屋に入ってからうがいや手洗いをしましょう。

室内にいるときは

洗濯物や布団を外に干すと花粉が付着するので注意が必要です。また掃除をするときなど換気のために窓を開けたりすると、花粉が室内に入ってきます。部屋干しにしたり、乾燥機を活用するようにしましょう。

マスクの注意

マスクもいろいろなものが売られていますが、肌の弱い方は注意が必要です。耳にかけるゴムが細いと、耳の後ろが痛くなったり荒れたりします。最近では耳が痛くなりにくいにマスクも販売されています。よく不織布のマスクがありますが、繊維を熱・機械的または科学的な作用によって接着、組み合わせることで布にしたものは、肌荒れの原因になることがあります。できるだけガーゼなどの肌に優しいマスクを選ぶと良いでしょう。また、サイズ選びも重要です。マスクの隙間から花粉が入り込まないように、自分に合ったサイズのものを選ぶようにしてください。

お薬の飲み方

高齢者の方だけではなく、花粉症の薬には眠気が強くでるものがあるので、寝る前に1回服用するタイプのものを選ぶと良いでしょう。また運転をする方は飲めない薬もあるので注意が必要です。花粉症は放置すると重症化し治りにくくなります。鼻水が出る、目がかゆい、くしゃみがでるなどの症状が気になるようでしたらお早めに受診してください。

花粉によるお困りの症状がありましたら、お気軽にご相談ください。