【クリニック実習報告】
慶應義塾大学医学部学生

慶應義塾大学医学部学生のM.Nさんが2日間当院に実習に来られました。慶應義塾大学医学部では、総合診療科の実習期間中に地域の病院や診療所で実習をする機会があり、当院もその受け入れ施設となっています。

当日は訪問診療・外来診療の陪席や相談員に同行され、浦安市の地域医療を学んでいただきました。見学後の感想をいただきましたので紹介いたします。

【クリニック実習報告】慶應義塾大学医学部学生

初日は訪問診療の契約に同行させていただきました。患者さんご家族にとって訪問診療とは、どのようなサービスで今後どのような流れになるかイメージを持てないことが多いため、その認識のギャップを埋めるべく、提供できるサービスについて丁寧に説明していた点が印象的でした。

訪問診療では、医師や看護師が患者さんやご家族の背景や関係性を事前にしっかりと把握したうえで、各家庭に合わせたアプローチをしていました。患者さんやご家族の要望を丁寧に聞き出し、クリニックや地域、介護にある資源について必要ならば提示している様子を拝見して、医師も医学的な観点での把握はもちろんのこと、より全人的なサービスを提供できるよう幅広い知識とスキルが必要なことを痛感しました。

心療内科の外来見学では、患者さん本人の思いを聞き出す上でどのような質問をするとよいのか、表現方法やタイミングまで細部に拘られている点を感じました。そのような配慮をされる先生の外来だからこそ、患者さんも心を開いて話してくれるのだと実感しました。
この度は貴重な機会をありがとうございました。

ひまわりクリニックでは今後も医療者の教育にも携わり、地域医療の向上に貢献して参りたいと思います。

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