お薬手帳の活用術!


薬局で薬を受け取る時に「お薬手帳をお持ちですか?」と必ず声をかけられると思いますが、みなさんはお薬手帳をお持ちでしょうか?

医療機関で記録を進められる手帳には血圧手帳、糖尿病手帳、禁煙手帳などがありますが、お薬手帳は、今までに処方してもらった薬の情報をするだけではなく、介護の場面や災害時にも役立ちますので、ぜひ活用していただきたいと思います。
お薬手帳は薬を中心として、皆さんの健康全般を管理する手帳です。
今回はお薬手帳を持つメリット、ぜひ記入していただきたいことや有効活用法をご紹介します。

お薬手帳を使いこなして、健康と命を守る手帳に!

1.医療機関にかかる際は必ず持参しましょう。
お薬手帳は自宅に保管しているだけでは正しい効力を発揮できません。大切なのは医療機関にかかるときに必ず持参することです。
診察を受けるときに薬の服用歴を聞かれる場面は意外に多いもの。どんな症状に対しどこの医療機関でどんな薬が処方されたのか、薬の名前や量、服用方法を正確に答えるのは難しいものです。医師の診断、適切な薬の処方には、、薬の服用歴は大事な情報。また、調剤薬局でも、薬の重複や、併用に注意が必要な薬の確認をするうえで、お薬手帳の提示は重要な情報源となります。

2.副作用やアレルギー歴、気になる体調変化を記録しましょう。
血液検査結果の記録も役立ちます!

薬の情報だけでなく、服用した際の副作用やアレルギー反応も記録しておくと次回の診療時に伝え忘れがなく安心です。アレルギー歴を記録することで、アレルギー反応がでた薬の処方を回避し、新たなアレルギー反応や副作用にも迅速に対応することができます。
また、病院で受けた血液検査の結果なども貼っておくと、検査結果によっては飲まない方がいい薬がわかったり、薬の副作用が判明することもあります。

3.処方薬や市販薬、サプリメントなども記録しましょう。
薬の併用や飲み合わせには注意が必要ですね。病院で処方してもらう薬だけではなく、市販薬やサプリメントも記入しましょう。ドラッグストアなどで市販薬や健康食品を購入する際にお薬手帳を薬剤師に見せることで、飲み合わせによる弊害を防ぐことができます。また、より良いアドバイスも受けることができます。

4.1冊にまとめて管理しましょう。
複数の医療機関や薬局を利用する患者さまのなかには、A病院にかかるときはA手帳、B病院にかかるときはB手帳と、お薬手帳を何冊も同時に使い分けている人がいます。
薬には飲み合わせが悪いものがある為、薬局ではほかから処方されている薬との相性も確認しています。万が一同じ作用を持った薬を知らずに併用すると、副作用が現れる危険性もあります。
このような事態を避けるためにも、お薬手帳は分けずに必ず1冊にまとめましょう。手帳タイプの紙製が主流ですが、最近はスマートフォンやタブレット端末を利用した電子お薬手帳や携帯のアプリも使われ始めています。

5.かかりつけ薬局を決め、お薬手帳を毎回持参すると支払いが安くなるメリットも!
同じ薬局を利用することで、どこの病院やクリニックを受診しても患者さんの使用する薬を全て把握することができます。また、相性の悪い薬や作用の重複している薬の併用を避けることができます。6ヵ月以内に再来局かつ来局時に手帳を提示すると薬局で支払う金額を少し安くすることができます。患者さんも薬を安全に使用でき、薬剤師も管理を徹底できるなど双方にメリットがあります。

お薬手帳はいざという時、自分の健康と命を守ってくれる!

お財布、携帯と一緒にお薬手帳を!
最後にとっても大切なことです。お薬手帳を常に持ち歩くことで、出かけ先で倒れた時、災害時、突然の事故の際の活躍します。万が一事故で意識を失っても、お薬手帳を携帯していれば手帳が皆さんの代弁者となり救急隊員に持病や使用薬を伝えてくれ、正しい処置を迅速に行ってもらえます。常日頃からお薬手帳を持ち歩く習慣をつけておくと、非常時にも慌てずにすみます。

お薬手帳は皆さんの命を守る手帳です。
早速今日からカバンに入れて、肌身離さず持ち歩いてくださいね。

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