【活動報告】
浦安市医師会主催 浦安市グリーフケアを考える会開催

12月15日に当院院長山田智子医師が理事を務める千葉県浦安市医師会医療介護連携事業の勉強会として「浦安市グリーフケアを考える会」を開催いたしました。当日は、約80名もの医師・看護師・薬剤師・ケアマネージャー・心理士と様々な職種の方にご参加いただきました。

講師には亀田総合病院緩和ケア室チャプレン瀬良信勝先生をお呼びしました。瀬良先生は日本でも珍しい急性期民間病院のチャプレンとして、大病院のスピリチュアルケアを一手に担っておられます。

前半では瀬良先生より「グリーフケアの概要」というテーマでご講演いただき、グリーフケアの理論から実際の様子についてお話いただきました。ご遺族の方がどのような体験をされているのか、経験談から話される内容は目から鱗が落ちる内容ばかりでした。また、具体的な声かけの配慮や関わり方など実践的な内容も多く大変勉強になりました。

後半にはグループワークを通して、浦安市内のグリーフケアの取り組みを共有する時間を持ちました。ご遺族の方への手紙、電話、訪問その他にも様々な取り組みを各事業所でされており、浦安市のグリーフケアの取り組みを垣間見ることができる有意義な時間でした。

 

感想には「遺族の方にどのように接すれば良いのか勉強になった」「自身の接し方を振り返る良い機会になった」「地域での他の事業所の取り組みを知ることができ大変参考になった」などをいただきました。勉強会をきっかけに、浦安市の地域にあった支援の形を皆様と考えていくきっかけになれればと思います。
 

ひまわりクリニックでは、今後とも地域の多職種の方と一緒に学び合いながら地域医療に貢献して参りたいと思います。

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