亀田ファミリークリニック館山の栗原史帆先生が当院を1日見学されました。栗原先生は総合診療医を志しており、都市型の地域医療を見学したいと館山市よりはるばる来てくださいました。
総合診療医とは、子どもからご高齢の方まで年齢・性別・病気の種類や有無にこだわらず、総合的に診療する医師のことで、2018年に19番目の専門医となりました。
当日は当院医師・看護師に同行しながら、外来・訪問見学をされました。見学後のメッセージをいただきましたので紹介いたします。


栗原 史帆先生(亀田ファミリークリニック館山)

現在家庭医医療研修最終学年のため、研修修了後の働き方を考えるために見学をお願いさせていただきました。

午前中は宮本先生について家庭医外来を見学させていただきました。40-50代の女性の方の心因的な愁訴の相談が多く、1人1人に合わせたカウンセリングや薬物療法の説明方法が大変勉強になりました。宮本先生にカウンセリングの適応や具体的なカウンセリング方法についてレクチャーいただいたことも大変勉強になりました。内科外来も見学させていただきましたが、都市部であることと、年齢が比較的若い方々が多いことから、診療所へのアクセスが良く、結果少しの心配事でも受診される方が多い印象を受け、都市部でのプライマリケアのニーズを強く感じました。

午後は訪問診療に同行させていただき、看護師と医師2名で同行することによって漏れがなくかつ効率的に診療を実施されている様子を見学させていただきました。どちらかが処方などの作業中にもう片方のスタッフが患者さまやご家族とお話しすることができ、患者さま方の満足感や安心感にもつながっているのではないかと感じました。熱中症の患者さんに対して、臨時で採血、点滴を実施し、訪問看護と連携をとるシーンがありましたが、院内、院外それぞれ医療者間の良い関係性・連携が、働きやすさや患者さんの安心感につながっていることを改めて実感しました。


ひまわりクリニックでは医療者の見学を随時受け付けておりますので興味ある方はご連絡ください!