201610_b学級閉鎖などのニュースも聞かれますが、市内でもインフルエンザが流行しています。
在宅療養中の方、ご高齢の方は、特に注意が必要です。まずは「感染しない」ことを第一に、人ごみに行かない、うがい手洗いを徹底するなどの、予防をしっかりと行うようにしてくださいね。
 
インフルエンザにかかっても、大人は熱が高くならない場合も多く、数日で「治った」ように感じるかもしれません。
しかし無理は禁物です。病後は体力が落ち、免疫力も下がっているため、病気に罹りやすい状態であることを自覚しましょう。
 
特にご高齢の方や、持病をお持ちの方は、インフルエンザから肺炎を引き起こすケースが見られます。こうした方にとって肺炎は、命に係わる病気です。重篤になる前の早めの治療が重要です。
ご高齢の方や認知症状のある方は、体調不良を表現できない場合も多いので、インフルエンザの後も周囲の方が様子を見るようにしてください。
 

肺炎が疑われる症状

熱がぶり返した。熱が長引く。
痰が出る。
咳が長引く。
食欲がない。
呼吸が浅い。呼吸が苦しい。
だるい。元気がない。

以上のような症状がみられる場合は、「インフルエンザだから」と解釈してしまわないで、早めに受診するようにしてください。