10月20日に当院院長山田智子医師が理事を務める千葉県浦安市医師会医療介護連携事業の勉強会として「在宅薬剤管理を考える会」を開催いたしました。

講師にタカハシ薬局の高橋秀人先生、訪問看護ステーションあゆみの竹内純一先生をお呼びしました。当日は、約80名もの医師・看護師・薬剤師・ケアマネージャー・心理士と様々な職種の方にご参加いただきました。

前半では高橋先生より「訪問薬剤管理指導の実際」、竹内先生より「訪問看護における薬剤管理の実際」というテーマでご講演いただき、それぞれの視点から在宅薬剤管理についてお話いただきました。制度のことから、実際にどのようなことに気をつけたり、工夫をしながら関わっているのか、目から鱗が落ちる内容ばかりでした。

後半にはグループワークを通して、在宅薬剤管理の取り組みを参加者で共有する時間を持ちました。薬剤管理は個別性が強いからこそ悩みも多いですが、だからこそ工夫できるところも多く、職種を超えて色んな関係者の人の知恵を出し合っていたのが印象的でした。

感想には「地域での他の事業所の取り組みを知ることができ大変参考になった」「自身の接し方を振り返る良い機会になった」「生活全体を見る中で自然とその人にあった薬の飲み方や管理の仕方が見えてくると思った」などをいただきました。

勉強会をきっかけに、浦安市の地域にあった支援の形を皆様と考えていくきっかけになれれば嬉しいです。


ひまわりクリニックでは、今後とも地域の多職種の方と一緒に学び合いながら地域医療に貢献して参りたいと思います。